言語病理学専門家としてInstaEnglishを推薦する理由

こんにちは、Mark Temenakです。現在、ノースウェスタン大学で言語インストラクター兼言語聴覚士として働いています。幼い頃から言語学習に興味があり、生まれた時から英語を第二言語とする人々に囲まれて育ちました。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で外国語としてスペイン語を学んだ後、イリノイ大学シカゴ校で応用言語学/TESOLの修士号を取得しました。卒業後は米国シカゴや韓国を拠点として、大学や非営利団体、個人指導で英語教育に携わりました。

こうした英語教育の実地経験を経た後、再び学術の世界へ戻りました。まずはユタ州立大学で言語聴覚病理学および聴覚障害教育の学士号を取得し、その後ノースウェスタン大学で言語聴覚病理学の修士号を取得しました。現在は英語教育の専門家ならびにバイリンガル言語聴覚士として、留学生やコミュニケーション障害を持つ学生に対して言語教育を提供しています。

InstaEnglishは創業者である日本人のYutaroの個人的な経験から生まれた、ユニークな英語学習アプローチを提供しています。彼が日本にいた頃、先生から「話せるようになるために英語を話す」ようにと勧められていたそうです。しかし、アメリカ留学時にYutaroは日常会話でのコミュニケーションですら苦労し、日本での英語教育が実際には実用的でなかったことに気付きました。彼の経験は、私が韓国で英語を教えていた時に目にした状況と非常によく似ています。韓国の生徒たちは英語の文章をただ暗記し、繰り返しその英文を読み上げる練習に注力していました。しかし、彼らが暗記していた英文から少し異なる英語表現を使って質問すると、彼らは途端に英語が口から出てこなくなるという問題を抱えていました。

かく言う私自身もDuolingoを使って外国語を学んだことがありますが、Yutaroと同様の状況を経験しています。Duolingoを使って勉強したブラジルポルトガル語を話す人とたまたま出会ったのですが、上手く言葉が出てこず、流暢に会話することは到底叶いませんでした。Duolingoは多くの要素が「ゲーミフィケーション」されており、ポイントを使って様々な実績を解除したりと使っていて楽しいアプリなのは確かかもしれません。しかし、レッスン内で日常会話ではそれほど必要でない単語が混在していたりと、実用性に欠ける点も散見されます。

一方、InstaEnglishの英語学習に対して異なるアプローチをしています。具体的には母国語で概念が提示され、学習者は英語で同じ意味を持つ文章を自分で組み立て発話していきます。これにより、パッシブなスキルに費やす時間が減り、実際に英語を使用するアクティブなスキルに焦点が当てられます。学習者は英会話で最も一般的な語彙やフレーズからすぐに学習を始められるだけでなく、何がうまくいき、何を改善すべきかについて即座にフィードバックを得ることができます。

このフィードバックは言い回しから個々の音素、さらには毎分単語数（WPM）での話す速度にまで、様々な観点が網羅されています。InstaEnglishが提供する詳細かつ網羅的なフィードバックは、タイプミスや語順の間違いといった表現上の誤りを指摘するだけの他のアプリと比較して、はるかに有益です。

さらにInstaEnglishの添削は非常に柔軟性があります。一般的な英語学習ではたった一つの正解が提示され、学習者はその文章を暗記することに終始することが多いです。一方、InstaEnglishは会話の文脈に応じて特定のフレーズをさまざまな方法で表現できることを教えてくれます。こうした柔軟性を担保しつつ、日常会話の90％を占める2000語のコア単語を最短で習得できるようにレッスンがデザインされています。

InstaEnglishは英語のネイティブスピーカーと話したり、その文化に浸ったりといった他の一般的な言語練習方法と組み合わせることで、ユーザーの英語学習の旅を助ける素晴らしいツールになると信じています。